/*
おはようございます。
嬉しいお誘い。もちろん答えはYESです！
セブンは動画編集とか器用にこなせるタイプではないので、そう言った相棒の存在はいるでしょう。

ナインさんの設定に支障ない範囲でいてほしいですが、ゲーム好きだと共通の話題があってより彼も嬉しいと思います。たまに一緒にコラボ配信できるといいなあ…と。名前もセブンとナインで数字同士親和性高いですし。

ナインさんさえ良ければ、知り合いのようなノリで話しかけますね。

ん（ゲームしながら歩いていたので人に当たっていることに気付かなかった）

…俺は大丈夫。なんともない。
君こそ大丈夫？ケガはない？
（ミルラに手を差し伸べる）

ちょっとそこの人…いい？
（道行くウィスプを呼びとめる）

あ、やっぱりそうだ！
貴方天才ピアニストのウィスプさんですよね。
俺の好きなゲーム「モンスターバスター」の楽曲もピアノ演奏で参加していたあの…！
（少年はやや早口気味に喋り、目を輝かせる）

/*
俺のこと設定に組み込んで貰えて嬉しいです(中の人的にも)お役に立てればいいのですが…！

ゲーム好きだった！やったね。
ホラゲの賑やかしいいですね。セブンは怖いもの見ても無表情で余裕そうに見えるタイプですが、実は苦手でプレイしながら手がガクガク震えてると思うので、ナインさんが側にいたらきっと喜びます。

幼馴染設定いいですね！
でしたら俺のことは気軽に本名の蒼士(そうし)とお呼びください。配信中はセブンで。ナインさんは英名でも和名があるでもどちらでも。

大丈夫なら良かった（ほっとしたように微笑む）

会ったことはないはず・・・。
あっ（一瞬話し出すのを迷ったようにして悩み）
ここだけの話だけど俺、Yoo Tubeで「セブン」って名前で配信やってる。もしかしてそれを見たのかな。
君、俺のこと知ってるの？

あっ・・すみません。有名人ですもんね。

俺、ウィスプさんのファンなんです。
サイン頂いてもいいですか？
（目立たないよう小声で話しながら、鞄から色紙を取り出す。目はキラキラしている）

/*
嬉しいこと言ってくれますね！
設定見ましたが、ナインさんは中性的かつ努力家なんですね。ナインさんの本当の性別は判明するのか、しないのかに関わらず、彼/彼女の在り方を尊重しながら仲良くしたいです。

そして俺のことも沢山書いてくれてて、これはもはや家族同然というか付き合ってるのでは！？と思いました(※付き合ってない)(※中の人発言です)

ナインさんにケラケラ笑われながらも、こいつになら からかわれるのも悪くないと思っていそうな俺が見えます（笑）

おっ。じゃあ弓弦って呼びますね！
幼馴染なのでお互いの家を知っててアポ無しで遊びに行っていいでしょうか？それだとナインさんの設定に支障がありそうでしたら、俺の家に遊びに来てください。

じー（シンクの頭頂部を凝視しながら）

なんでヒトの頭に耳が！？
あの耳、本物か・・・？（ボソッと呟く）

ご存知だったとは。
そうか、君は俺の配信に来てくれてる人なのか。
リアルな人はこんな感じの反応されるんだな・・楽しく見てくれてるなら、嬉しい（照れて耳が赤くなりながら）

君、名前は？
俺の家この近く。もしかしたらまた会うかも。

昨日徹夜でゲームしてたから、目の下のクマがハンパないことになってんな・・・この前リスナーからこんしーらー？ってやつ使うといいって勧められた。どこかに売ってないかな（街角をウロウロ）

（ヨルの働く化粧品会社のコンシーラーが欲しい）

すげえ、オッドアイだ・・・。
ゲーム以外では初めて見た（手元のスマホゲームをやりっ放しにした状態で顔をあげる）

ああ、悪い。
あんまり綺麗だったから見惚れていた。
気にしないでくれ。

遅くなったけど村建てありがとう。れいあさん。

そうです！コンシーラー！！
そうなんすよ。それを探してて…。
え、お姉さんの会社の物なのに頂いちゃっていいんすか。

てか、もしかして俺の声聞こえました？
すみません、ぶつぶつ独り言いうのいつもの癖なもんで…(少し耳が赤くなる)

ど、どうも…（シンクのテンションに圧倒されつつ軽く会釈する）

あざっす。このメッシュ気に入ってるんすよね。
あんたの髪色もすげー…その…派手っすね！

猫と人間の混血！？そんな生き物がいたとは…！
その耳、触ってみてもいいすか？（少年は目をキラキラとさせる）

覚えてるに決まってるすよ。
なんていうかこう、ウィスプさんの演奏はドーン！ときてガーン！となってピシャーン！って感じで、芸術が爆発してるんです！
どんだけ好きかっていうと、俺の配信のBGMにしてるくらいで〜あ、今のは忘れてください（口に手を押さえ苦笑いをする）

あざっす！これ家宝にしますね
（そう言うと彼は満足げな顔で笑う）
申し遅れました、俺の名前は七原って言います。

/*
ただいま。返信遅くなってすみません。
俺もナインさん好きですよ！ナインさんは現状俺がゲーム趣味以外で唯一執着を見せる対象なので…。その、迷惑でなければこれからよろしくお願いします（これでまだ絡んでないという驚き）

セブンの方も現状の感情としては家族が一番近く、気の置ける仲でありながら、お互いを尊重できる関係がいいと思ってそうですね。
自分にはできない動画編集や家事ができるナインに対する憧れは勿論、セブンは前述のようなナインへの執着が恋なのか友愛なのか、その感情の正体が恋愛経験の少なさから分かってないかもしれません。その内わかっていくかも…？

頻繁に行き来するのはやっぱり家族ではry
実家暮らしです。家事全般ができないので独り暮らしは親が許可しません…が、両親共に海外で働いており、自宅はセブン一人なことの方が多いですね。
もうじゃんじゃん遊びに来てください！

ナインさんのおかげで俺の設定のだいぶ固まってきました。
ありがとうございます。早く本格的に絡みたいなぁ…なんて。

ああ、その綺麗さだ。さぞ自慢だろうな。
（にこっと笑う）

え、マジ？実は俺、Yoo Tubeのしがない配信者でさ…セブンっていうんだけど知らないか、はは。
あんた名前は？

ミルラって言うのか。よろしく。

俺、ホットドック好き。
ミルラが作ったやつ食べさせてよ。
商店街の売店か、明日寄ってみていいか？

おお、女神キター！あ、いえなんでもないっす。
あざっす！（コンシーラーを受け取る）

あっ（やってしまったという顔で）
女性はあんまり歳上に見られない方がいいんすよね…？
なんか、貴女妙に大人びて見えたんで。俺こういうの慣れてなくて…失礼、でしたかね。

やっぱり聞こえてたか！
俺実は動画配信やってまして…その時の癖っすね
（照れからか少し視線を逸らす）
セブンって名前でやってるんで良かったら今度見に来てください。

言語化下手ですけど伝わりましたかね（ハハッと笑い）

実は俺、セブンってHNでゲーム配信やってまして…。
その動画の〆は必ず、モンバス劇中曲の「平和の静寂」…つまり、ウィスプさんの演奏した曲って決めてるんです。

覚えて貰えて嬉しいなー（照れながら）
そういえばウィスプさん。
3年前からぱったり活動されなくなりましたよね？
何かあったんすか？…あ、答え難かったら言わなくていいす！

犬…！？俺が？
（予想だにしない返しに照れて耳が赤くなる）

ほ、惚れ…えぇ…（シンクのテンションに乗せられて少し困惑する）

ではお言葉に甘えて…
ん！？これつけ耳じゃないか。さては騙したなー！（無表情な顔からでもわかるくらいムッとした表情になる）

七原でいいよ。
七原蒼士。これが俺の本当の名前。

明日大学終わったら寄る（ぽちぽちとスマホに何かを打ち込む）
へえ。色んなのがあるんだ。どんな味があるの？
チョコバナナドッグとかあったりする…？

/*
おはようございます！
お優しい。返信時間ある時でいいとのことですが、当方筆が遅い方なのでなるべく早く返せるよう頑張りますね。

なんか尊い関係ですね。セブンも同じような葛藤をしていると思われますが、こと人間関係においてはこちら不器用なタイプですので…がんばりたい…。

ご飯作ってくれるんですか！？
お言葉に甘えてもいいでしょうか(?)
PC持ち込みで作業してOKですし、服もうちに置いておいていいです。なんなら互いの家の鍵とかも持ってそう(家族かな)

わーい！そろそろ始めてしまいますか…？
ナインさんさえ良ければ、ですが。

検討してくれるなんて優しいかよ。
揚げアイス、絶対美味いやつ…！
それ食いてえ。

〜翌日〜
（商店街のやってきた彼は屋台の暖簾をめくり）
ごめんくださーい。昨日約束した七原です。
ミルラいますか？

や、やめろ！可愛いわけないだろ！
（顔を真っ赤にして猫耳を外し）

まったく、あんたといると調子が狂う…。
なんだっていい大人が猫耳なんて着けてんだ。
ゲームに猫人種とかでてくるし…現実にもいるのかと思っただけだ（シンクをジト〜っと睨みながら拗ねる）

まさかご存知とはな。なんか恥ずい。
（そう言うと少し照れ、耳が赤くなる）

リアル君ね。
ねえ、ゲーム好き？
良かったら今度俺の配信観に来てよ。

「平和の静寂」はいい曲すよ！なんていうかこう、平和！って感じがして…ウィスプさんの夜想曲は睡眠導入にも良いと評判すよね。

俺の配信観に来てくれるんですか！
（目に再びキラキラが戻る）

休養中だったんですね…。勿論誰にも言わないすよ。
なら今度気分転換にゲーセンでも行きません？
俺、よく取れるクレーンがある店知ってます。

ん。ゆづ、来てたのか。
ちょっと待って。このボス倒すから。
（見慣れた幼馴染の来訪に特に驚く様子もなく、彼は手元のゲーム機をぽちぽちと動かす)

…よし。飯さんきゅ
(画面に「討伐完了」の大文字が現れるとナインの方を向き、ナインが作ってくれた昼飯を貰う)

そ。これが前言ってたやつ。
ここきて どうぶつの森。略して「ここ森」だ。
マルチプレイできるし、ゆづもやる？

(胡座をかいて昼飯を食べながらナインと話す彼。所々で「旨ぇ…」と声を漏らす)

ゲーム好きなんだ。
じゃあ後でね。待ってる。

（彼はニコッと笑うと手を振り振り去っていった)

お、昨日だなミルラ。
ちゃんと店の手伝いしてて偉いじゃん。
（仕事用の制服姿で接客するミルラを見て)

じゃあ、揚げアイスを頼もうかな。
アイスは黒ごまで。ジュースはそうだな…
コーラとかある？

(ヨルの笑顔の綺麗さに一瞬動揺したような表情をする彼)
そ、そうすか…？
確かに少し小柄…ですもんね。
失礼じゃなかったなら良かった。

えっ。俺のこと知ってるんすか！？
まじか…その、恥ずかしい…っす。
そっか、意外と知られてるもんなんだな(ボソッ)

(また耳が赤くなる。どうやら感情が顔に出やすいタイプのようだ)

お姉さんのお名前も聞いていいですか？

またウィスプさんの演奏する曲が聴きたいなあ。

俺の配信はそんくらいの感覚で全然大丈夫すよ！

クレーンなら俺まあまあ得意なんで任せてくれーん！…なんつって(彼は決まったと言わんばかりに得意げな表情をする)

チュウ●ズムってゲーム知ってますか？
ピアノの鍵盤を模した音ゲーなんすけど、ウィスプさんそれ上手そう。

美味い…これ美味いよ。
（そう言った彼の顔はパッと明るくなる)

揚げパンとアイスがこんなに合うとはな…
このメニュー、ミルラが考えたのか？

(注文したメニューをパクパクと食べ、やがて完食するとアイスが入っていた器をミルラの前に差し出す)
おかわり！揚げアイスのストロベリーで。

俺が職場で話題…？
すげえ…パンピーはわからん…
（聴こえるか聴こえないかくらいの声でボソッと言う）

ヨルさんて言うんですね。よろしゃす。
配信楽しんで貰えてるなら何よりっす（ニコっと笑う）
ゲーム好きなんですか？

な、可愛い…！？この俺が？
（ふいを突かれて今まで低い声で話していた声がやや裏返り）

俺が職場で話題…？
すげえ…パンピーはわからん…
（聴こえるか聴こえないかくらいの声でボソッと言う）

ヨルさんて言うんですね。よろしゃす。
配信楽しんで貰えてるなら何よりっす（ニコっと笑う）
ゲーム好きなんですか？

な、可愛い…！？この俺が？
（ふいを突かれて今まで低い声で話していた声がやや裏返り）

/*
なぜか2回送ってしまいました。悪しからず。

もう、からかわないでくれっ！
（照れて目を瞑る）

…あんた仕事は何をやってるんだ？
見た所成人しているし、昼間からこんな公衆の面前で猫耳なんて付けて怪し…ぷっ。ぷははっ。なんだそれ。
猫の真似か？お腹痛え。

（にゃんにゃんジェスチャーを見て、ツボに入ったのかケラケラと笑う）

（その日の夜の配信でセブンは今日遭った不思議なオッドアイの少年について語っていた。）

…てな感じでね。
なんとそのオッドアイの子、俺のリスナーだったみたいで。
こんなことある？ってなった。また会いてえなあ。
あ、また死んだ。
（配信しながら遊んでいたゲームで敵に倒される）

はい、じゃあ今日は終わり。おやすみー。

そっか。ミルラの母さんが考えたんだな。
（新しく用意してくれた揚げアイスを受け取る）

いいぞ。ほら、ここ座りなよ。
（座っていた席を少し横に詰めてミルラが座れるスペースを作り）

ミルラはいつも店手伝ってるの？
面倒くさいな、嫌だな、って思ったりはしない？
（揚げアイスをもしゃりながら世間話風に話しながら）

（携帯ゲームに夢中になりながら歩道を歩いていてバルトにぶつかってしまう。その拍子にバルトの持っていた本類が辺りに散らばる）

あ、すみません。
前を見ず歩いていたもので…。
大丈夫ですか？

（そう言うと彼は慌てて本類を拾い、パッパと埃を払って手渡す）

まあな。発売された日から3徹してるし。
さて、ご馳走さん。
ゆづはほんと、料理上手いよな。

(昼飯を完食し、米粒一つ残ってない容器を片付ける。表情の変化は乏しいが、親しい間柄であれば彼なりに感謝をしていることが分かるだろう）

こら、FPSの癖が出てるぞ。
オフでやろうと思う。
ラミネちゃんもいいけど、俺はアザラシのナインくんちゃんが好きだ。
一緒にいると癒される。そういやゆづのハンネも同じだな。

(ご飯を食べ終わるや否や、彼は「ここ森」のパッケージを手に取り、開封し始める。新しく買ったゲームで他でもない弓弦と遊べることが嬉しくて、ついゲームに伸びる手が急いてしまったのだ）

あ、口にご飯粒が付いてる。
よし、取れた。
（ゲームを開封する手を止め、口元に付いたご飯粒を取ってあげる）

まあな。発売された日から3徹してるし。
さて、ご馳走さん。
ゆづはほんと、料理上手いよな。

(昼飯を完食し、米粒一つ残ってない容器を片付ける。表情の変化は乏しいが、親しい間柄であれば彼なりに感謝をしていることが分かるだろう）

こら、FPSの癖が出てるぞ。
オフでやろうと思う。
ラミネちゃんもいいけど、俺はアザラシのナインくんちゃんが好きだ。
一緒にいると癒される。そういやゆづのハンネも同じだな。

(ご飯を食べ終わるや否や、彼は「ここ森」のパッケージを手に取り、開封し始める。新しく買ったゲームで他でもない弓弦と遊べることが嬉しくて、ついゲームに伸びる手が急いてしまったのだ）

あ、口にご飯粒が付いてる。
よし、取れた。
（ゲームを開封する手を止め、口元に付いたご飯粒を取ってあげる）

/*
なぜか2回送信されました。すみません…。

（ん？このリアルっていうアカウントからのコメントって…）

「ありがとう。もしかして君がリアルくん？」
とチャットに打ち込む。

監視って…オカンかよ。
おっかねぇな、オカンだけに。なんつって。

(渾身のギャグのつもりなのか、決まったと言わんばかりの顔だ。弓弦はいつもご飯を作ったり世話を焼いてくれるが、どうして俺にそこまでしてくれるんだろう…と考える。弓弦の返しに俺が癒し系？と少し意外そうな反応をしながら、そうなのか…？と言う)

ゆづ？少し顔が赤いけどどうかしたのか。
(顔を背けた弓弦を不思議そうに見つめると、やがて何かを思いついたように)

あ、冷蔵庫にメロンがある。
母さんが弓弦にって。ちょっと持ってくる。

(彼はそう言うと階段をバタバタと降りていった。途中「いっで！」という叫び声が聞こえたが、数分後指を抑えながら変な形に切られたメロンを持って戻ってきた)

いてて…ほい、お待たせ。

(彼は弓弦の隣に座ると画面に電源を入れ、ここ森をする準備を始めた)

あははっ。あんた面白いな！名前は？
あ、俺は七原。
こういうのは先に名乗るべきだったな。

大学生！？クラブでバイト…通りで。
そんな派手な格好してる訳だ。

(シンクの奇抜な雰囲気から自分と同じ大学生とは思えず、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をするよ)

わー！やめろ！くすぐったいって！！

(脇腹が弱いのかくすぐられた箇所を守るようにケラケラと笑う)

偉いなあミルラは（頭を撫でる）

でも、その気持ち少しわかるかも。
お客さん…俺に置き換えると配信に来てくれるリスナーが楽しんでくれるのは嬉しいからな。さて、ご馳走さん。美味かった。

(揚げアイスの最後の一口を食べ、器を差し出す)

配信始めた理由？
ゲームの良さを皆に知って欲しいから…とか大層なこと言ってみる。変かな？

いえいえ。
よく分かりましたね。普段はこの道通らないんすけど、たまには違う道通ってみようかなと思って…

(バルトのふわりとした笑みを見る。この人は俺の不注意でぶつかったのに怒らないんだな…いい人だ。ん？？ヒト…？頭の上に付いてるその耳は人…なのか…？思わず頭の獣耳を凝視する)

あの、失礼かもしれませんが…
その耳は本物ですか？

やった！楽しみにしてますね。

(推しがまた演奏してくれるかもしれないと聞いて嬉しくなるが、先ほどからの浮かなそうな表情を見て心配になる。余程、お疲れなのかもしれない…と)

ウィスプさんならきっと高得点出せますよ。
そうと決まれば行きますか。

今日はもう遅いですし、明日11時にB駅に集合でどうでしょう？

ヨルさんが薦めたんすね…。
(得意げに話す彼女を見て、本当にこの人は俺の配信を楽しんで見てくれてるのだと分かり、どこか和やかな気持ちになる)

お酒も好きなんだ。
ゲーム好きなら俺達もう友達すね。
あ、初対面なのに馴れ馴れしてすみません。

(ゲームのことになると饒舌になる自分に気付き、誤魔化すように笑う。親に知られるとまずいということを聞き、彼女も訳ありなんだなと思う)

あの、またここに来ていいですか？
(可愛いと言われて照れながら)

/*
ありがとうございます！
気を付けてますがたまにこうなるので気にしないでください。

「リアル君だ！楽しんでくれたなら良かった」

(リアルタイムでチャットが更新される。まさか本当に見に来てくれているとは…嬉しい気持ちになる)

「今日会ったあの道が通学路だから。また会いたいな」

(とチャットに打ち込まれる。コメント欄は他のリスナーからの「なんだなんだ？」「オッドアイ少年本人キター」等のコメントで溢れ、祭り状態となっている)

メロン切ったのは初めてだ。
いつもゆづにやって貰ってばっかで悪いし…
手当してないがこれくらい唾付けとけば治るから。平気。

(そう言うと彼は力なく笑ってみせた。指先の傷口にはティッシュが雑に巻かれており、血が滲んでいる)(ゆづは心配性だからな…できるだけ心配かけたくない。ああ、また心配そうな顔で見てるし…)

じゃ、ここ森やるぞ。
どっちが先に借金返済できるか勝負しようぜ。

(画面に「ここきて どうぶつの森」の文字が大きく表示され、未開拓の森と画面端に緑青色のアザラシの姿が映し出される)

あ、初期村民ナインじゃん。
ラッキー。

(前作ぬけ森からのお気に入りがいて上機嫌になる。ナインはよく家にフルーツ持って遊びに来るから好きなんだよな。他の動物もそういうことはするが、こいつだけ頻度が高い気がする。あれ、この状況どこかで…)

ば、ばかって言う方がばかなんだぞ。
その…ありがとな(ボソ)

(弓弦に腕を取られ、手当を受ける。小言を言いつつも、慣れた手付きで手当をする弓弦を見て、耳が赤くなった。照れると耳が赤くなるのは昔からの癖だ)
(あれ、弓弦の腕ってこんなに綺麗だったっけ…？やばいな、弓弦に対してこんなこと思うなんて、寝不足で頭が変になったのかも…)

どういたしまして。
今度俺にも料理教えてよ。

(美味しそうに食べる弓弦を満足げに眺め、食べ終わった食器を片付けるとまた隣に座った)

おい、見ろよゆづ。
フォロワーがラミネちゃん譲ってくれるってさ。

(そう言うと彼はスマホを取り出し、Tmitterの呟きを見せた。
【セブン@ここ森始めた「ナインがラミネがいないって悲しんでるm9(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰ」 reply 325件「セブン君！うちの村にラミネちゃんいます！お譲りしますよ✨」「私の村にもいるので是非！」】

言ったな。
俺は任●堂に「虫捕りのセブン」とまで言わしめた男だぞ？
絶対負けねえ。

(2人のキャラ作成が終わると、せーのっ！の合図で俺達の借金返済RTAはスタートした。こういうしょうもない遊びに付き合ってくれる所が弓弦の良い所だよな)

赤くねーし…ってあっ！
今のタランチュラだったのに。卑怯だぞ。

(それまで順調に虫を捕まえリードしていた彼だったが、耳が赤くなっていることを指摘されると、焦りからかボタンを離し高値の虫を逃してしまった)(弓弦はゲーム中たまに俺をからかって精神攻撃をしてくるんだよな…)

料理、出来るようになっても来いよ。
っしゃ、ヘラクレス2匹目〜

(ゲームをしながら聞こえるか聞こえないかくらいの小さい声で言った。めでたいと言った弓弦の表情がなんだか切なそうに見えたから)(それから2人は勝負に夢中になり、商店にて借金を払い終わる時間はほぼ同時だった)

はっ引き分けか。やるじゃん。
…おい、ラミネちゃん勧誘耐久ってなんだ。
クソ時間かかるやつじゃねぇか。欲しいのはゆづだろー

(借金返済RTAが終わり、再びTmitterを開いたらナインの投稿が拡散されていて困惑した。本当にこいつは悪戯好きなんだから…)

…疲れたな。

(3徹が祟ったのか、気力の糸がプツンと切れたように近くにあるものに寄りかかる。なんか温かい…弓弦の肩か…？だとしたら悪い、こいつにはいつも迷惑をかけて…起きないと…でもだんだん意識が…)(彼は弓弦の肩に寄りかかり寝息を立て始めた)

(それが会ってから初めて見たウィスプさんの微笑みな気がして、俺も苦手な笑顔でニコッと微笑み返す。無愛想ってよく言われるんだよな、不快にさせてないかな…)

はい。よく休みましょう！
ウィスプさんは特に今は休憩が必要な時期なんですし。
あ、そうだ。

(おもむろに鞄からメモ帳を取り出し、サラサラと何かを書く)

これ、俺の連絡先です。
何があったらLI●Eしてください。
ではまた明日。B駅で。

(軽く会釈をし、お別れをする。いやまさか今日はあのウィスプさんに会えるとは思わなかったな…あの天才がどんな人かは前々から興味はあったものの、彼なりの苦悩があるようだった。折角お近付きになれたんだし、俺が彼の苦痛を和らげることができたらいいのに…そんなことを思いながら帰路に着いた)

(恥ずかしそうに俯くミルラを見て健気でかわいいと思った。俺に妹がいたらこんな感じなんだろうか…)

ほんと？嬉しいよ。
俺の配信を観て楽しんでくれる人はいるんだな。

(なんて気遣いのできるいい子なんだろう…。この子といると不思議と気持ちが安らぐ。この気持ちの正体はなんだろう。もっと、もっとこの子のことが知りたい)

でも俺はミルラだけを楽しませてみたいな。
どうだろう。また遊びに行かないか？

(また会えるかもしれない、という書き込みを見て、顔が明るくなる。また明日あの道を通って待ち伏せしたら気持ち悪いかな。いや、会いたいしな…数秒考えたのち、俺はこう書き込むことにした)

「明日の16:30に待ってる」

(書き込んでからちらちらとチャットを見てしまう。相変わらずコメント欄はお祭り騒ぎになっているが構いやしない。寝る時も今日会ったリアル君の綺麗なオッドアイが頭から離れることはなかった)

(楽しそうに話すヨルさんを見てると、不思議とこっちまで明るい気持ちになる。まるで冬の寒い日に差し込む太陽のよう。今まで引き籠ってばかりだったけど、人ってこんなにあったかいのか。それともヨルさんだからそう感じるのかな…)

お酒呑める女性ってなんかいいすよね。
今度いいお酒、教えて貰えますか？
俺まだ未成年すけど、来週誕生日で20になるんで。

(ふいに見せられた笑顔にまたドキッとする。この人の笑顔は破壊力がある…この笑顔を自分だけの物にできたらいいのに、とつい考えてしまう)

やった！じゃあまた来ますね。
あ、そうだ。

(おもむろに鞄からメモ帳を取り出すとペリッと破って、サラサラと何かを書く。書き終えるとそれを差し出す)

これ、俺の連絡先です。

(集合1時間前にB駅に着き、何分かおきに時計を見てはそわそわする少年の姿がそこにあった)

げ。まだ待ち合わせまで45分もある。
ちょっと早く来すぎちゃったかな。

(ウィスプさん来てくれるかな…快く連絡先を交換してくれるなんて良い人だ。休養中だというのに、無理に連れ出したりして迷惑ではなかったかな。それに昨日の別れ際の表情がなぜか気になった。何か俺のせいで気を遣わせてはないだろうか…待ってる時間もウィスプさんのことばかり考えてしまう)

あ、ウィスプさん！こっちです。
(遠くにウィスプさんの姿を発見して手を振る。一連の動作をしている時、自然と笑顔になってる自分がいる)

(…橋の下に何かいる。白くてもふもふした猫みたいな…人…人か？なんでこんなところに人が…。ホームレスか？通り過ぎようとしたが、なぜか気になって話しかける)

君、どうしてこんなところにいるの？

どんっ
(歩道で手元のスマホゲームに夢中になりながら歩いている少年がぶつかり、芸妓見習い姿のヒルは下駄のため転んでしまう)

あ、すみません。前方不注意で…
怪我なかったすか？
(そう言うと少年はやや屈んで手を差し伸べる)

(頭の下の柔らかい感覚や触られてる感覚を薄っすらと感じつつも、疲れからか眠り続けていた。背は高校卒業後も伸び続けており、ズシリと重たい)

んー…
(…夢を見ていた。幼い、幼い頃の夢だ。まだ俺が引越してくる前、この街に来たことがあった。そして俺はとある公園で一人の子に出会った。

「ねえ、きみ一人？遊ぼう」
話しかけてきたのは、歳が近く緑青色の長い髪にワンピースを着た、華奢で綺麗な子だった。俺は「うん、いいよ」と言い、その子と遊んだ。その子はゲーム機を持っていて、色々ゲームを教えてくれたっけ。
やがて夕方になり、お別れの時間になる。
俺はまたその子に会いたくて「ぼく、ななはらそーし。きみは？」と聞くと、その子はクスりと笑い「ヒミツ。またね」と言って去ってしまった。

…思えばそれが俺の初恋だった。
ゲームにハマるきっかけもその子だった。

それから暫くして、5歳になった俺はこの街に引っ越してきた。その子とはまだ会えていないが、どことなく弓弦と雰囲気が似てる気がする)

ゆづ…どこにもいかないでくれ…

(普段の彼では言わないような寝言を口にする)
(…俺は多分、弓弦のことが好きなんだと思う。俺の外見について持て囃す人は多いけど、弓弦だけは俺の中身を見てくれる。そんな弓弦がいる生活が掛け替えがなくて、大切で、今のままの生活がずっと続けばいいのに…と願ってしまう。こんなこと、恥ずかしくて死んでも本人には言えないけど)