重雷装巡洋艦 北上改は遺言を書きました。
「未練者CO
1921年4月15日に就役した球磨型軽巡洋艦の３番艦。艦名は、岩手県・宮城県を流れる北上川から。

そもそも重雷装艦とは太平洋戦争開戦前の日本海軍がアメリカと戦争になった場合、太平洋を渡って来るアメリカ艦隊を迎え撃つ為に
まず潜水艦と航空機で敵戦力を減らし、日本近海において主力である戦艦部隊による艦隊決戦で決着を付けるというシナリオ（戦闘）を優位に進める為考え出されたもの。
そのため新規に建造されたものでは無く既存の艦艇を改装したもので、重雷装艦という名称も公式なものではない。（改装された艦艇の本来の呼称がそのまま使れれた）

戦法としては遠距離隠密魚雷戦という「遠距離から20km〜30kmという長距離攻撃が可能な酸素魚雷を発射、多くの敵艦艇を沈められ混乱した艦隊を主力の戦艦部隊で撃滅する」というものを取る
…はずだったのだが、太平洋戦争では空母及び航空機が新たに戦争の主役となってしまい戦艦や艦隊決戦が主役から退いた結果重雷装艦の出番はなくなってしまったのであった。
そのためいまだかつてなかった61cm魚雷発射管を左右各舷4連装5基20門、両舷合計40門という自慢の兵装も使用する機会は無かった。
その後は発射管を一部外され前線へと物資や人員を運ぶ高速輸送艦として使用されることが多かったが、本土決戦を前提とし奇襲を主とした唯一の水上艦部隊である海上挺進部隊に編入。
特攻兵器・回天の搭載母艦に改装された。ちなみに北上は通常1〜2基搭載する回天を8基も搭載する、回天を搭載した艦艇の中では排水量・搭載数共に最大の艦。

その後終戦直前の呉軍港空襲に於いてアメリカ海軍艦載機による空襲を受け大破、航行不能となる。
戦後は復員輸送支援の工作艦として約半年間復員支援を行った後、1946年10月に解体された。」

人魚ちゃんは遺言を書きました。
「墓守CO」

アフロちゃんは遺言を書きました。
「アフロ博士の大発明日記
2日目　ホモに悪人無し！
　　　 共鳴会話を与えようぞ！
　　　　」

お父さんは遺言を書きました。
「そうさしちゃうよ〜ん」