To : 本屋 クレイグ
……そう、かな
まあ確かに、周りからどう見られてるかは敏感になってたかもしれねえ 後ろ指指されるのが怖かったんだ、俺は
[ 張り詰めていた気持ちが緩んでいくように感じるのは、きっとこの雨の音と立ち込める古書の香りのせいだけではないだろう 隣にいてくれるクレイグの温度を感じながら、久々に心からの微笑みを向ければ戯れに問う ]
クレイグは、俺のことどう思う?
[ " どういう印象の奴か "という意味の質問だったが、不覚にも別の意図と捉えられるような言い回しをしてしまい少しの間を置いた後思わず頬を赤らめてしまう ]