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7063村 【廃村】

情報 1日目 最新 |

-49 (*≧∀≦*) ぞあ (絹) 2016/07/25 23:40:29
あのね、ヤンデレにも種類があると思うんだ
ヤンデレと聞いて皆が想像するのは、貴方を殺して私も死ぬタイプだろう。それもとてもいい。
だがな、密かに毎日同じ事をして同じものを食べて過ごしたり、普通に好きだった子が少しづつ壊れてくようなものもいいと思うんだ。
ヤンデレのヤンは病み、可能性は無限大、ラブ&ピース!愛だよ愛!
-50 (*≧∀≦*) ぞあ (絹) 2016/07/28 23:17:07
もう村なんて希望しないし!!
ばかあ!!
-51 (*≧∀≦*) ぞあ (絹) 2016/07/28 23:17:52
疎外感凄いんじゃ
恐怖が強まったワイとは大違いやな(◉ ͜ ◉)
-52 (*≧∀≦*) ぞあ (絹) 2016/07/28 23:18:41
この村落ちてもログ辿る人はいないでしょ。
-53 (*≧∀≦*) ぞあ (絹) 2016/07/28 23:20:55
もう誰歓行こうだなんて
言わないよ絶対〜(者)
-63 (*≧∀≦*) ぞあ (絹) 2016/09/11 20:54:06
-102 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/03/10 02:25:25
【6/6】【6/6】【6/6】
-103 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/03/10 02:29:08
CONかなー
【4/6】【1/6】【6/6】
-104 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/03/10 02:29:32
【6/6】【5/6】【5/6】
-112 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/04/08 16:18:59
#EP
目が覚めたら、そこには見知った天井があった。

俺は生きていて、環境はあの日と何も変わっていない。何も。
‥‥夢だったんだろうか?そう呟き、俺は1日の行動を開始した。

学園に向かう途中、夢について思案する。
誰かを殺そうと提案した。その人が死んだ。マコがいた。沢山の人がいた。俺は確かに悪意を持っていた。俺は死んだ。俺は悪人ではないと言った。
‥‥俺は善人なんだろうか?分からない。電車が駅についた。

‥‥ふと、夢の中で仲間だった少女を思い出した。平和の為に、自分の夢を使っていた人。
正直、俺にはスケールがでかすぎてキャパオーバーな話だったけれど‥‥いい人か悪い人かで言えば、悪い人では無かったのだろう。きっと。
俺にはあんな事到底出来ないけど。でも、少しだけ、いい事するように意識してみようかな。とか、柄にもなく思う。
学園についた。

そういえば、夢の中でマコと遊びに行く約束をした気がする。
‥‥これからは、ちょくちょく遊びに誘ってみようか。
‥‥いや、金が足りない。バイトでも見つけなければ。何がいいだろう。

教室についた。「7-C」。俺が叶えてしまった夢から逃げるために選んだ学園。夢の中で見た学園。

俺は、教室の扉を開く。
-132 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/09/16 01:11:35
殺した
-133 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/09/16 02:32:50
…この研究所に所属して、何年経つだろうか?もうずっと、ここにいる気がする。
いつからここに居たっけ…と、思い出そうとして。頭に霞がかかる。ズキンと痛む。
痛いのは好きではないし、そんなに重要な事でもないだろう。俺は考えるのをやめた。

今日の実験中、何かが一つ、コロンと落ちた。
そういえば、こんな風に被検体を逃がした事があったな…と、考える。捕まえて、殺したんだっけ。
いや、逃げられた気がする。殺したかった、気がする。何でだっけか。後で聞いてみよう。

夕方だ。
今日もいつも通り、セトと窓際でくだらない話をする。茜色に染まるセトは、とても綺麗だと思う。
逃がした被検体の話をした。思い出せないんだ、と。セトはカタカタと笑った。
「過去の事なんか思い出して、どうするんですか?」
「思い出したところで、もう修正なんて効かないんですから。」
「そんなことより、未来の事を考えましょう。そういえば、先輩―――」
そうだな、と笑う。笑うセトは、光が反射して綺麗だ。ずっと大切にしているから。
セトが先輩と呼ぶから、きっと俺は先輩なんだろう。先輩は、後輩を守らなければ。大切な後輩。
大事な後輩。
大好きな後輩。

ふと、不安に駆られる。セトが目の前から消えてしまうのではないか、という根拠の無い不安。俺はさめざめと泣きながら、セトを抱きしめる。セトの体温を感じる。セトはなんやかんや言いながら、今日も受け入れるのだ。
毎日の通過儀礼と化した、くだらない事だけど。そんなくだらない事こそが、大切なのだと、今は思うのだ。

さあ、やる事が無くなった。帰ろう、帰ろう。セトと共に。繰り返す日常の終着点へ。始点へ。
-134 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/09/16 17:40:37
最後の方は、唖然としていたと思う。
凄いなあ、と。やがて大地が揺れ、意識がブレて――――


少し時間が経って。
やがてセトになるものの外殻に、そっと手を触れてみる。凡人である自分には、旧人類でしかない自分には到底理解出来ないであろう技術。
…こんなことはもうこりごりだな、と思った。異形、失踪、人々の思惑が交差する。特別に駄目な自分を実感させられる。
自分が死ぬのは出来れば嫌だし、セトが本当に居なくなってしまえば、今の自分には耐えられないだろう。
セトはセトの人生を歩むべきで、俺は俺の人生を歩むべきで。
依存しすぎているかな、とも感じる。これからは少し距離を置くべきだろうか。そんなこと、出来るかどうか分からないけれど。
やがて、元の日常に戻るんだろうか?
もしかしたら記憶処理がされるかもしれないが。もうあの幻覚について調べるのはやめようと思った。脳の錯覚だったのだ、と自分の中で納得してしまったから。

とりあえず、全てに方が付いたら…たまには、食事を奢ってやっても良いかもしれないな。
それから、また忙しくなるまでに平穏で景色の綺麗な場所を探そう。
我ながら、なんて普通の発想だ。笑みが漏れる。
それから、この箱も返さなければ。…暗示の事を謝って、許して貰えるかは分からないけれど。今くらいは、楽観的思考に浸っても許されるんじゃないか?と思う。

この事件を経て、少し卑屈で内向的になった自覚がある。
でも、自分はセトの先輩なのだ。だから暗い部分は隠して、胸を張って、頑張って生きようと思う。
今日も、明日も。
-135 しんださかなのめ いわな (絹) 2017/09/16 17:50:00
今日も、平穏で幸せな「先輩」としての1日が始まる。

穏やかで、景色の綺麗な場所。
そんな場所に、この研究所はある。
…ここに所属して、何年経つだろうか?もうずっと、ここにいる気がする。
いつからここに居たっけ…と、思い出そうとして。頭に霞がかかる。ズキンと痛む。
痛いのは好きではないし、そんなに重要な事でもないだろう。俺は考えるのをやめた。

今日の実験中、何かが一つ、コロンと落ちた。
そういえば、こんな風に被検体に逃げられた事があったな…と、考える。捕まえて、殺したんだっけ。
いや、逃げられた気がする。殺したかった、気がする。ほのかに怒りと悲しみが思考を支配する。何故だろう。後で聞いてみよう。

夕方だ。
今日もいつも通り、セトと窓際でくだらない話をする。茜色に染まるセトは、とても綺麗だと思う。
逃がした被検体の話をした。思い出せないんだ、と。セトはカタカタと笑った。
「過去の事なんか思い出して、どうするんですか?」
「思い出したところで、もう修正なんて効かないんですから。」
「そんなことより、未来の事を考えましょう。そういえば、ヘクター先輩―――」
そうだな、と笑う。笑うセトは、光が反射して美しい。ずっと大切にしているから。
セトが先輩と呼ぶから、きっと俺は先輩なんだろう。先輩は、後輩を守らなければ。
大切な後輩。
大事な後輩。
大好きな後輩。

話していて…ふと、不安に駆られる。セトが目の前から消えてしまうのではないか、という根拠の無い不安。俺はさめざめと泣きながら、セトを抱きしめる。体温を感じる。額に口付けを落とす。セトはなんやかんや言いながら、今日も受け入れるのだ。
毎日の通過儀礼と化した、くだらない事だけど。そんなくだらない事こそが、大切なのだと、今こそ思う。
セトの事を、沢山褒めたい。綺麗。魅力的。美しい。カッコいい。そう言う度にセトは軽く照れるのだ。その姿も、とても可愛い。
セトと、死ぬその時まで一緒に居たいと思う。
もう離したくない、と強く感じる。後悔したくない。セトが俺の世界から居なくなってしまったら、俺はきっと耐えられない。

さあ、やる事が無くなった。帰ろう、帰ろう。セトと共に。繰り返す日常の終点へ。
哀れな狂人は、今日も1日を終える。

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