>>57496 これがかたっぱしから拗れているんですよねえ
拗れていないところは拗れていないところでこの後拗れそうだなあ…というのが描かれてよいのです
東の国、西の国、南の国、北の国、中央の国から4名ずつ魔法使いが『厄災』と戦う賢者の魔法使いとして選ばれているのですが国ごとに特徴もありまして、国を越えた因縁もありまして
東の国は人間嫌いで交流苦手な魔法使いが揃っているのですが
「親友に裏切られて火炙りにされかけた、火がつけられるその瞬間まで親友を信じていた魔法使い(400歳)」
「相棒を裏切った過去があり自分を信じないでほしいと繰り返す魔法使い(600歳)」
「幼馴染兼主の為ならなんだってしたいし純粋に守りたい魔法使い(17歳)」
「幼馴染兼従者のことをただ友人だと思っていたい魔法使い(18歳)」
の4名なんですね
友人に裏切られた人、友人を裏切った人、
友人を守りたい人、友人に守られるばかりでいたくない人
17歳と18歳の主従も色々あって拗れそうというか若干既に拗れているのですが、年長二人と対比があって非常に面白いです