| 1775 とっても幽さん (幽 ) 2023/07/20 19:38:06 ▼ | | でもキネレトさんは喋り始めたし寡黙吊だと可哀そうかも…
いやしかし、急に喋り始めるなんてまるで吊逃れをしたい狼かも知れないからな。 喋りだしただけで吊から変えるなんてあり得ない。
そうっすよね、キネレトさん!! |
探索者 エルザリカ は 狼少年 セルヴェ に照準を合わせます。
| 1776 流刑者 ムラクモ (DaiC2020) 2023/07/20 19:38:17 ▼ | | >>1759パナケイア、サテュロス、水着ブロ、シンダラ サブはオクトーとイルノート ベリアルも抜いた。 後は何ができるかなぁ。 勿論100も全滅する。 メインベルゼバブが良くない? |
探索者 エルザリカは遺言を書きなおしました。 「【好きなものを書く】 秋鹿酒造 バンビカップが可愛い https://www.meimonshu.jp/modules/sakemap3/index.php?page=sakedetail&lid=1905 平和酒造 鶴梅ゆずが美味い https://www.kagimoto.com/smartphone/list.html?category_code=ct71 サントリー ノンアルでワインの休日<白> サントリーは美味い https://www.suntory.co.jp/wine/original/kyuujitsu/ だし茶漬け えん 小海老・小柱・磯天が美味い https://byo.co.jp/dashichazuke-en/menu.html サイゼリヤ アロスティチーニ あえて岩塩で食べる https://book.saizeriya.co.jp/library/menu1907/book/list 無印良品 マンスリーノート日曜はじまり ずっとこれ使ってる https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550512524779
照準先 セルヴェさん」
作家 ブラッド が 大学生 リーノ に投票しました。
聖品管理 ガリラヤ が投票を取り消しました。
| 1779 読師 アリエル (きいねぎ) 2023/07/20 19:39:05 ▼ | | もみじさんは味方狼を売って信用を得ながら早く終わらせてるスパイ狼に違いない |
作家 ブラッド が 教育係 キネレト に投票しました。
聖品管理 ガリラヤ が 教育係 キネレト に投票しました。
鈍感 ウォーカー が 教育係 キネレト に投票しました。
| 1783 読師 アリエル (きいねぎ) 2023/07/20 19:40:19 ▼ | | フィロソフィアとかいうクソ野郎がコミットしてないからな 本当は一番最初に死んでほしいが |
とっても幽さんは遺言を書きなおしました。 「 遺言で書くことが殆どない。どうしたものか。大体思った事は書くようにしているし。そうだ。どうでもいい話をしよう。 僕は結婚していないのでわからないのだが、現在、夫が家庭の入金を管理ししている家庭はほとんどないのではないだろうか。給与は口座に振り込まれ、妻がやりくりをする。 共働きの家庭だと、それぞれの収入から、経費の負担を決めて供出し、それ以外は自分の好きなように使うと言う場合も多いようだ。ある日、五十代半ばの飲み友達の男性と話をしていたら 「妻に家計をまかせたのは失敗だった」 とひどく悔やんでいる。いったいどうしたのかとたずねたら、月に決まった小遣いを妻からもらっているのだが、値の張る本を買うときには、妻に申請して許可が出ないとお金がもらえない。 「それはおかしいのではないか!」 と彼は怒るのであった。 彼が若いとき、会社からの給料は、現金で支給された。賞与は年に四回ある。同僚のなかには明細書を偽造し、お札の何枚かを抜いて、妻に渡す者がいたり、賞与は年に二回といって、二回分をネコババする者もいた。しかし彼はまじめに妻に全額を渡し、その中から小遣いをもらっていたのだ。世の中の流れに従い、給与が振り込まれることになったとき、同僚は動揺した。口座をどうするかが問題になったのである。またここでもある者は銀行振り込みを内緒にして一部を着服し、妻に残った分を現金で渡していた。勘の鋭い妻に察知され、全額を管理されて泣き顔になっている者もいた。そこで当の彼は、ここで自分の口座を作って振り込ませるのは男の名折れだし、いちいち金銭を管理するのも面倒だと思い、妻に全額を管理してもらうことにした。 「これが間違いだったんですっ」 彼は頭をかきむしって後悔しているのだった。 「だいたい、自分が稼いだ金なのに、どうしていちいち妻におうかがいを立てなくちゃならないんです? 自慢じゃないですが、私は女遊びをしたことがないし、ギャンブルもしません。本を読むことだけが楽しみなんです。でも全集の中には、一冊、一万円近くするものもあるので、小遣いの中からそれを捻出するのは大変なわけですよ。で、妻におうかがいを建てるんですが、素直に出せばいいのに、ああだこうだっていろいろというんです」 全集となると、十巻あるいは二十巻と言う冊数になり、まとまると中々の大金だ。妻がそれをチェックするのも、当たり前といえば当たり前だろう。 「結局はお金はもらったんですが、冷静になって考えてみると、どうしてそんなことをしなくちゃならないのかって、腹が立ってきましてね」 彼は鼻の穴をがーっと広げて、僕の顔をじっと見つめた。 「あ、はあ、そうですか。それは大変です……ねえ」 僕は彼の剣幕にたじたじになった。 「それがですね、今年の四月からの振り込みに変更がある者は申し出るようにと、先日、経理のほうから連絡がありまして。これはチャンス、最後のチャンスだと思いましてね。勇気をふるい起こしましたよ。家庭の生活は守るつもりだし、欲しい本を買いたいだけなんですっ」 最後のほうは絶叫のようになっていた。これから妻と談判するという彼に、 「ご健闘をお祈りいたします」 としかいえず、僕は後ずさりをして家に帰ってきたのであった。 それからしばらくして、また彼と会った。彼は僕を見るなり、 「妻と談判いたしました」 と小声でいった。 「そうですか。それでどうなりました」 「きっぱりとこういってやったんです。『これからおれの稼ぎはおれの口座に振り込むようにするから。必要なお金はそこから渡す』とこう宣言したわけです」 「ほお」 「敵は何ていったと思います?」 僕はうーんと考え込んだ。彼の奥さんがどういう性格の人かは知らないが、長年、そういうやり方でやってきて、急にそんなふうにいわれたら、まずびっくりするのではないだろうか。 「びっくりしたあとに、『どうして』って聞いた」 彼は黙って首を振った。そして、また小声になって、 「奴はですね、私がそういうと腹を抱えて『わっはっは』と笑いやがったんです」 彼は顔をしかめた。予想もしなかった奥さんのリアクションに僕もちょっと驚いたが、彼女は中々太っ腹のさばさばした性格の人のようであった。 妻の態度を見た彼は出鼻をくじかれて、しばし絶句した。宣言をするまでに彼はあれやこれやと悩んだ。妻に勝利するために、あらゆるケースを考えて、 「ああいったら、こうこたえる。こういうふうに出てきたら、このように切りかえす」 と何度もシミュレーションを繰り返した。そして妻と対決したのである。きっぱりと宣言したあと、さあ、敵はどう出てくるかと身構えていたら、 「わっはっは」 と豪快に笑い飛ばされた。しばらく笑っていた妻は、 「あーら、これまでいろいろと我慢してたのねえ」 とあっさりと承諾した。そのかわり「生活費として必要なこれまでの額を下回らないこと」「毎月、支払い明細書を見せること」を条件として提示した。これも妻としたら当然の態度である。 「よ、よし、わかった」 彼は少しうろたえた。実は四月から昇給があり、その昇給分をごまかして自分のものにしようと目論んでいたからであった。 「何とかしてその分を、ごまかすやり方はないでしょうかねえ」 そんなことをいわれたって、明細書を見せれば一目瞭然である。 「それは無理なんじゃないですか」 さすがの僕もちょっと呆れた。あとは夫婦で談合するしかない。 「勝てませんかねえ」 彼は肩を落とした。 「だいたいですねえ、夫が必死になって訴えたのにですよ、笑うとは何事ですか。だいたい私の事を馬鹿にしておるんです」 話しているうちに、彼はまた怒りがこみあげてきたらしい。 「そんなことないですよ。口には出さなくても奥さんもお子さんも感謝してますよ」 こういう場合、そう慰めなくては仕方がないだろう。 「いーえ、そんなことはないです。私のことなど相手にしていません」 彼はこれまでどういうことがあったかを、綿々と訴えた。 日曜日、彼は自室で本を読んでいて、ふと半開きになったドアに目をやると、キッチンのテーブルに、奥さんと娘さん二人が集まり、にこにこしながら、楽しそうに話をしていた。のどかな昼下がり、家族のそういう光景を目にして、彼はしみじみと家庭人としての幸せを味わっていた。時折、妻たちの笑い声が聞こえてくるので、いったい何をあんなに楽しそうに話しているのかと聞き耳を立てていたら、自分が亡くなったあとの話を、笑みを浮かべながら話しているのが判明した。ぎょっとした彼が耳の穴を最大に開き、様子をうかがっていると、 「私の部屋はここがいい」「やっぱりリビングは広めの方がいいわ」と、三人は筆記用具を手に、紙に書き込んでいる。じっとしていられなくなった彼が、動揺を隠し、何も知らないようなふりをしながら、 「みんなで楽しそうに何をしてるんだ」 と聞くと、下の娘さんが 「お父さんが死んだら、そのあとどうしようかなって相談してたの」 と悪びれずにこたえた。盗み聞きをしてわかっていながらも、そうはっきりいわれたら立場は無い。上の娘さんも、 「ここは売って、一戸建てに引っ越すのがいいっていうことになったの」 とこれまた悪びれてない。さすがに奥さんは多少、気がとがめたのか、 「いつ何が起こるかわからないから、いちおう方針だけは決めておこうと思って」 と遠慮がちにいった。彼は腹の中で、 (それがそんなに楽しいことか) と思いながらも、 「ふーん。そうなの」 と平静を装いその場を去った。しかしはらわたは煮えくりかえっていたと訴える。 「それでは、いったいどのような状態になったら、満足なんですか」 僕はたずねた。すると彼は一瞬、遠くを見るような目になったあと、 「優しくしてほしいの!」 といい放った。 「もっともっと、尊敬してほしいの。優しくしてくれて、みんなして尊敬してくれたら、お小遣い制のままでもいいの!」 彼は涙目になっている。 「はあ、そうですかあ。それはまあ、頑張っていただかないと……」 いちおうはそういったものの、これはほとんど、ごまめの歯ぎしりではないか。どうやっても勝負はすでについている。僕はもごもごと口ごもりながら、目をうるませている彼から、そろりそろりと離れるついでに嫌われ者 フィロソフィアに銃口を突き付けたのだった。 なんか、ロスを庇いに来た感じがしたし、寡黙の中でもあんまり吊られない方な感じがするし。 変えてもいいような気もしてきたが、ここまで来たら貫こう。と言うか、みんなの遺言が真面目過ぎてもうこれが恥ずかしくてたまらないのだが大量の履歴に残ってしまっているし、ユリネとか言うクソネットストーカーにどうせ発見されるだろうし、あと多分襲撃されないだろうからこのまま行こう。 僕は襲撃されない。されたくないし。だから……このままで行ける!!」
作家 ブラッド が 大学生 リーノ に投票しました。
オトモしっぽは遺言を書きなおしました。 「【狙い先】 2dサワラ 3d、4d、5d、6d、7dマリア 理由:シャロンの遺言からとちょっとした私怨 処理後回しでいい枠 吊りたいところがないと言っていたシャルロッテ・セルヴェは力の抜け具合が人狼には見えない 怪しい枠 寡黙の中でもリーノは怪しい >>6:1734エルシャは追従意見が気になった >>6:699」
| 1792 読師 アリエル (きいねぎ) 2023/07/20 19:41:55 ▼ | | フィロソフィアがなぜコミットしないのか? カス野郎だからだよ!! |
とっても幽さんは遺言を書きなおしました。 「 遺言で書くことが殆どない。どうしたものか。大体思った事は書くようにしているし。そうだ。どうでもいい話をしよう。 僕は結婚していないのでわからないのだが、現在、夫が家庭の入金を管理ししている家庭はほとんどないのではないだろうか。給与は口座に振り込まれ、妻がやりくりをする。 共働きの家庭だと、それぞれの収入から、経費の負担を決めて供出し、それ以外は自分の好きなように使うと言う場合も多いようだ。ある日、五十代半ばの飲み友達の男性と話をしていたら 「妻に家計をまかせたのは失敗だった」 とひどく悔やんでいる。いったいどうしたのかとたずねたら、月に決まった小遣いを妻からもらっているのだが、値の張る本を買うときには、妻に申請して許可が出ないとお金がもらえない。 「それはおかしいのではないか!」 と彼は怒るのであった。 彼が若いとき、会社からの給料は、現金で支給された。賞与は年に四回ある。同僚のなかには明細書を偽造し、お札の何枚かを抜いて、妻に渡す者がいたり、賞与は年に二回といって、二回分をネコババする者もいた。しかし彼はまじめに妻に全額を渡し、その中から小遣いをもらっていたのだ。世の中の流れに従い、給与が振り込まれることになったとき、同僚は動揺した。口座をどうするかが問題になったのである。またここでもある者は銀行振り込みを内緒にして一部を着服し、妻に残った分を現金で渡していた。勘の鋭い妻に察知され、全額を管理されて泣き顔になっている者もいた。そこで当の彼は、ここで自分の口座を作って振り込ませるのは男の名折れだし、いちいち金銭を管理するのも面倒だと思い、妻に全額を管理してもらうことにした。 「これが間違いだったんですっ」 彼は頭をかきむしって後悔しているのだった。 「だいたい、自分が稼いだ金なのに、どうしていちいち妻におうかがいを立てなくちゃならないんです? 自慢じゃないですが、私は女遊びをしたことがないし、ギャンブルもしません。本を読むことだけが楽しみなんです。でも全集の中には、一冊、一万円近くするものもあるので、小遣いの中からそれを捻出するのは大変なわけですよ。で、妻におうかがいを建てるんですが、素直に出せばいいのに、ああだこうだっていろいろというんです」 全集となると、十巻あるいは二十巻と言う冊数になり、まとまると中々の大金だ。妻がそれをチェックするのも、当たり前といえば当たり前だろう。 「結局はお金はもらったんですが、冷静になって考えてみると、どうしてそんなことをしなくちゃならないのかって、腹が立ってきましてね」 彼は鼻の穴をがーっと広げて、僕の顔をじっと見つめた。 「あ、はあ、そうですか。それは大変です……ねえ」 僕は彼の剣幕にたじたじになった。 「それがですね、今年の四月からの振り込みに変更がある者は申し出るようにと、先日、経理のほうから連絡がありまして。これはチャンス、最後のチャンスだと思いましてね。勇気をふるい起こしましたよ。家庭の生活は守るつもりだし、欲しい本を買いたいだけなんですっ」 最後のほうは絶叫のようになっていた。これから妻と談判するという彼に、 「ご健闘をお祈りいたします」 としかいえず、僕は後ずさりをして家に帰ってきたのであった。 それからしばらくして、また彼と会った。彼は僕を見るなり、 「妻と談判いたしました」 と小声でいった。 「そうですか。それでどうなりました」 「きっぱりとこういってやったんです。『これからおれの稼ぎはおれの口座に振り込むようにするから。必要なお金はそこから渡す』とこう宣言したわけです」 「ほお」 「敵は何ていったと思います?」 僕はうーんと考え込んだ。彼の奥さんがどういう性格の人かは知らないが、長年、そういうやり方でやってきて、急にそんなふうにいわれたら、まずびっくりするのではないだろうか。 「びっくりしたあとに、『どうして』って聞いた」 彼は黙って首を振った。そして、また小声になって、 「奴はですね、私がそういうと腹を抱えて『わっはっは』と笑いやがったんです」 彼は顔をしかめた。予想もしなかった奥さんのリアクションに僕もちょっと驚いたが、彼女は中々太っ腹のさばさばした性格の人のようであった。 妻の態度を見た彼は出鼻をくじかれて、しばし絶句した。宣言をするまでに彼はあれやこれやと悩んだ。妻に勝利するために、あらゆるケースを考えて、 「ああいったら、こうこたえる。こういうふうに出てきたら、このように切りかえす」 と何度もシミュレーションを繰り返した。そして妻と対決したのである。きっぱりと宣言したあと、さあ、敵はどう出てくるかと身構えていたら、 「わっはっは」 と豪快に笑い飛ばされた。しばらく笑っていた妻は、 「あーら、これまでいろいろと我慢してたのねえ」 とあっさりと承諾した。そのかわり「生活費として必要なこれまでの額を下回らないこと」「毎月、支払い明細書を見せること」を条件として提示した。これも妻としたら当然の態度である。 「よ、よし、わかった」 彼は少しうろたえた。実は四月から昇給があり、その昇給分をごまかして自分のものにしようと目論んでいたからであった。 「何とかしてその分を、ごまかすやり方はないでしょうかねえ」 そんなことをいわれたって、明細書を見せれば一目瞭然である。 「それは無理なんじゃないですか」 さすがの僕もちょっと呆れた。あとは夫婦で談合するしかない。 「勝てませんかねえ」 彼は肩を落とした。 「だいたいですねえ、夫が必死になって訴えたのにですよ、笑うとは何事ですか。だいたい私の事を馬鹿にしておるんです」 話しているうちに、彼はまた怒りがこみあげてきたらしい。 「そんなことないですよ。口には出さなくても奥さんもお子さんも感謝してますよ」 こういう場合、そう慰めなくては仕方がないだろう。 「いーえ、そんなことはないです。私のことなど相手にしていません」 彼はこれまでどういうことがあったかを、綿々と訴えた。 日曜日、彼は自室で本を読んでいて、ふと半開きになったドアに目をやると、キッチンのテーブルに、奥さんと娘さん二人が集まり、にこにこしながら、楽しそうに話をしていた。のどかな昼下がり、家族のそういう光景を目にして、彼はしみじみと家庭人としての幸せを味わっていた。時折、妻たちの笑い声が聞こえてくるので、いったい何をあんなに楽しそうに話しているのかと聞き耳を立てていたら、自分が亡くなったあとの話を、笑みを浮かべながら話しているのが判明した。ぎょっとした彼が耳の穴を最大に開き、様子をうかがっていると、 「私の部屋はここがいい」「やっぱりリビングは広めの方がいいわ」と、三人は筆記用具を手に、紙に書き込んでいる。じっとしていられなくなった彼が、動揺を隠し、何も知らないようなふりをしながら、 「みんなで楽しそうに何をしてるんだ」 と聞くと、下の娘さんが 「お父さんが死んだら、そのあとどうしようかなって相談してたの」 と悪びれずにこたえた。盗み聞きをしてわかっていながらも、そうはっきりいわれたら立場は無い。上の娘さんも、 「ここは売って、一戸建てに引っ越すのがいいっていうことになったの」 とこれまた悪びれてない。さすがに奥さんは多少、気がとがめたのか、 「いつ何が起こるかわからないから、いちおう方針だけは決めておこうと思って」 と遠慮がちにいった。彼は腹の中で、 (それがそんなに楽しいことか) と思いながらも、 「ふーん。そうなの」 と平静を装いその場を去った。しかしはらわたは煮えくりかえっていたと訴える。 「それでは、いったいどのような状態になったら、満足なんですか」 僕はたずねた。すると彼は一瞬、遠くを見るような目になったあと、 「優しくしてほしいの!」 といい放った。 「もっともっと、尊敬してほしいの。優しくしてくれて、みんなして尊敬してくれたら、お小遣い制のままでもいいの!」 彼は涙目になっている。 「はあ、そうですかあ。それはまあ、頑張っていただかないと……」 いちおうはそういったものの、これはほとんど、ごまめの歯ぎしりではないか。どうやっても勝負はすでについている。僕はもごもごと口ごもりながら、目をうるませている彼から、そろりそろりと離れるついでに嫌われ者 フィロソフィアに銃口を突き付けたのだった。 なんか、ロスを庇いに来た感じがしたし、寡黙の中でもあんまり吊られない方な感じがするし。 ガリラヤを差し置いて僕が殺されたらそれはもうラリガヤが狼なのでは?と言う気もするから、ラリガヤに変えてもいいような気もしてきたが、と言うか面白いような気がしてきたが、ここまで来たら貫こう。 それにしても、みんなの遺言が真面目過ぎてもうこれが恥ずかしくてたまらないのだが大量の履歴に残ってしまっているし、ユリネとか言うクソネットストーカーにどうせ発見されるだろうし、あと多分襲撃されないだろうからこのまま行こう。 僕は襲撃されない。されたくないし。だから……このままで行ける!!」
| 1795 とっても幽さん (幽 ) 2023/07/20 19:43:04 ▼ | | フィロソフィアさんはいつも遅延クソ野郎なんですか? |
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