へぇ、運び屋か。じゃあ今度何かお願いしようかな
まあちらっと聞こえてきたのは…聞かなかったことにするよ。
まあ人参とレモンを一緒に摂取しないように気をつけようとは思うがな。
知りたい情報があったら頼らせてもらうよ。金なら用意するからさ。

返事が遅くなってすまないな。
今からでもいいのなら歓迎だ。

兄だからとか頑張らなきゃとかそんなこと俺の前では考えなくてもいいから。甘えたいなら甘えればいいだろ。お前は頑張りすぎなんだよ。少しは休みやがれ。
いいか、辛いなら俺を頼れ。お前の辛そうな姿なんか俺は見たくないんだよ…

へへっ僕口が軽いんだよねー
お金さえくれればなんでも運ぶし知ってることはなんでも教えるよ
さっきのあれは自己紹介ついでのサービスってことで！

暇なオジサンは人の名前覚えるくらいしかやることがねえんだよ。なんてな。
俺はサムファ。好きに呼んでくれ。

おーいいぞ、オジサンでよければな！
あんたあんま見ない顔だなぁ、ちゃんと外出てんのか？

わりぃ、返事遅くなった。
もちろん歓迎さ、オジサンでよければな。
俺はサムファ、その辺の通りで染物職人やってるぜ。
執事さんなんかと知り合いになるなぞ、そっちがウチに買い物たまにしにくるくらいしか思いつかねえがそれでいいか？

サンキュ…助かる
まぁ程ほどには出掛けてっはずだけどよ…
手ェ離せねぇときもまああるし、出掛ける用もねぇし
おっさん程出掛けてはねぇとは思う

そーかい。ま、夢中になってやれることがあるっていうのはいいもんさな。
それで食生活疎かになるのはよくないがな。ちゃんと食えよ。

あー、名前を聞いてもいいか？
俺はサムファ、しがない染物屋だ。よろしくな。

>>>>求愛者<<<<

…………そうかもな
ただでさえ俺こんなんだから、少しでも真っ当な人間になろうとして、でも空回って……ちょっと無理してたかもしれねえ
ありがとう、クレイグ …こんな姿見せられるの、お前だけだよ

ふふ、クレイグ様、お待ちしておりました。お返事、ありがとうございます。では早速、何か良き関係を構築いたしましょう
と申しましても、正直なところ、あまり良い案が浮かばず…

わたくしが、クレイグ様の本屋に足しげく通っている熱心な客、など如何でしょう。きっと品揃えが、私の好きなものばかりなのでしょう

サムファ様　お返事、お待ちしておりました。こちらこそ、非常識な時間に連絡を飛ばしてしまい申し訳ありません。ありがとうございます

おっしゃる通り、あまり頻繁にサムファ様をお見かけすることはなさそうですが…　きっとサムファ様の染物師としての腕を、私の主人が高く評価しておられるのでしょう。もし主人が街に出かけることがあれば、たまにお邪魔するかもしれません

食うには食ってるよ…パンとか
こう、食べんのもめんどくさいんだよな…時間もねえし

サムファか、よろしく
染め物って所謂職人技ってやつか、すげえな
あー、俺はトロイ。なんか研究とかしてる

俺ごときにそんなかしこまらなくていいって、なんか落ち着かねえ。（手をぷらぷら）
なるほど、お前さんみたいな執事がついてるような金持ちなんざきっと印象に残るだろーな。

ユーリ、ごめん！
昨日、挨拶ちゃんと出来なかったし、シフォンケーキ食べたかった…

(出会い頭すぐさま謝罪の言葉を投げかける)

あのシフォンケーキ、どうなった？無駄になってるんだったら申し訳ない…

(しょんぼりして自然と目線が下がる)

ったくそれで倒れたらどうすんだよ、研究どころじゃなくなるじゃねーか、なあ？
大したもんじゃねーけどこれでも持っていけ。そんで食え。（と容器を渡しつつ）
ベーコンとほうれん草ときのこをバターで炒めたやつ。保存きくし食欲もちったあわくだろ。

おう、よろしくなトロイ。
まーこれしか取り柄がないとも言うがな。
研究とか詳しくねえけど食うのも忘れるほどならさぞ楽しいんだろうな。

クラットの言うことわかんなくない、雨上がりの虹はすごい綺麗だからさ
僕も人と話すのは嫌いじゃないし、楽しいよ

(何気ない会話を続け微睡みに身を任せそのまま眠りに落ちていった)

…あれ…朝？
あー…僕もそのまま寝ちゃったのか

おはよ、クラット
気分はどう？昨日より今日はまし？

どーですかせんせー
研究進んでますか？

口が軽いのは良くないな。何か頼む時は口封じでもするとしようか。
サービスになるかは微妙情報だけど…まあありがたく受け取っておくよ。

そりゃそうだ、だってさっきのはどこからか金を払って仕入れたは情報じゃない。ちらっと聞いた噂話さ。
金をかけた情報に関しては口は硬いぜ？

・・・ああ、君か。
今は新薬の研究をしているところだ。
完成したらまた呼ぶかもしれない。

へー！新薬！
今度はどんなの作ってるんすか？
超強力な惚れ薬とか？

完成したら教えよう。
ちょっと変わった品なのでな。
楽しみにしていてくれ。

その言葉信じて楽しみにしとく！

…確かに でも虹なんて、久しく見てないな……
また雨だな、だけどその分晴れた空が楽しみになる

……おはようルファ、昨日よかはすっきりしてるよ
ルファと話してたからかな

倒れねぇくらいには食ってるよ
それに倒れても誰に迷惑かけるでもねぇし、死ぬわけでもねぇし

…おう、サンキュ…
いや、えっ、おい、こんなのもらっていいのかよ

取り柄があるだけ十分だろ
それにそう簡単に出来るもんでもねえし、素直に尊敬できるぜ
楽しいっつか、やらないとやり残したことが気になって仕方ないっつーか…

ふふ、申し訳ございません。砕けた口調というものに、あまり慣れていないものでして [ 直立不動の姿勢を崩さぬまま、しかし目が僅かに細められ口元が緩む。洞察力のある人間ならば、その機嫌の良いことが察せられるかもしれない ]

やはり、誰かと話すというのは楽しいことでございますね
…まぁ。以後お見知りおきを！ [ 15度の軽い礼をして ]

…ルファ様？　そんなに慌てなさって、一体何が…
[ ルファ様の少し不安げな目線を受け、やや緊張が走る。しかし、彼の口から紡がれたのは、自分への謝罪の言葉で ]

あら…。ふふ、そのことだったのですね。
いえ、それはそもそも非常識な時間に挨拶に伺ったわたくしの不手際でございます故。申し訳ございません

シフォンケーキは…すみません、近所の子供らにやってしまいました。ですが、今お屋敷にいらっしゃれば、サヴァラン――ラム酒の染みこんだふわふわの生地に、たっぷりのクリームとサクランボが乗ったもの――をすぐに提供できます
代わりにと言っては何ですが…それでもよろしいでしょうか？

[ ルファ様の不安を、少しでも和らげたく
ほんの少し腰を曲げ、左手を前に添え、自然な笑みを浮かべ、なだめるようにゆっくりと言葉を発する ]

そうか。おっさんサムファって言うんだ。
ふーん、おっさんどんだけ暇なんだよ。
…って俺も人のこと言えないんだけどさ。
最近本なんて読む人少ないからな。今時本屋なんて需要無いんだ。

よ、罠師
ご自慢の罠の調子はどうだよ？

迷惑かけるわけじゃないってお前、こんな知り合ったばっかのやつにもすでに心配かけてるってこと自覚しろよー。オジサンは世話焼きなんだ。

やるやる、すぐ作れるし。美味かったらまた分けてあげるから来いよ。

あっははそんな褒めんなよ照れるだろ！
でもな、この仕事も悪かねえけど他になんかできたこともあったんじゃねえかってつい思っちまうのさ。こんな歳食っといて今更だけどな。
それでも自分がやりたくてやってんだろ？いいじゃねえか、そっちこそそういうの素敵だぜ？

了解

ミナオとエリィゼくっつく事になっちゃうけど大丈夫です？

お前もすっかり職業病ってわけか（ケラケラと笑う。雰囲気が緩んだのはなんとなく察して嬉しくなる）
おうよろしくな！（と軽く敬礼の真似なぞしてみる）

うるせえやい、店に来た奴らの話を聞いてるだけで他の人の名前くらい聞くだけだっつーの。
まあ本屋行ったことない俺が言えることでもないが、そんなに人来ねえもんなのか？知識人の人たちは本よく読むんじゃねーか？よく知らないが。

それはおっさんが世話焼きだから心配してるだけで、べつに迷惑かけてるわけじゃねえし…
…心配してくれっのは、嬉しいけどよ

…じゃあ、もらう…サンキュ
久々にパン以外のモン食べるな…
人の作った飯も、久しぶりだ
(容器の中身を見れば、今まで張り付いたように変わらなかった疲れきった表情を少し嬉しそうに緩める)

…その仕事はおっさんにしかできねぇモンだとは思うけどよ
別に年齢なんて関係ねぇし、やりたいことあんなら、やりゃいんじゃねぇの
やらねぇで後悔するより、一度でもやった方がおっさんもすっきりするだろ
向いてねぇならやらなきゃいいし、向いてんならやりゃいいし…まだ遅かねぇだろ

…おう、そうかよ
なんか褒められることって中々ねぇから、嬉しくても、どう反応していいかわかんねぇな
(少し気まずそうに視線反らし頭をがしがしと掻く)

………お呼びですか

【素早くユーリの背後を取る】

金さえくれれば僕がその薬品の被検体になってもいいんだよ？
実験結果をお届け！
なんてね

真っ当な、なんて言うけど今のお前でも十分だろ。
そんなの思ってるのお前だけで周りはみんなお前のこと悪く思ってないさ。気にしすぎだ。
こんな姿ってお前は言うけどさ、どんなお前も俺にとっては変わらないから。
…まあ俺しか知らない一面があるって言うのは悪くないけど。

……そう、かな
まあ確かに、周りからどう見られてるかは敏感になってたかもしれねえ 後ろ指指されるのが怖かったんだ、俺は
[ 張り詰めていた気持ちが緩んでいくように感じるのは、きっとこの雨の音と立ち込める古書の香りのせいだけではないだろう 隣にいてくれるクレイグの温度を感じながら、久々に心からの微笑みを向ければ戯れに問う ]


クレイグは、俺のことどう思う？

[ " どういう印象の奴か "という意味の質問だったが、不覚にも別の意図と捉えられるような言い回しをしてしまい少しの間を置いた後思わず頬を赤らめてしまう ]

心配かけるのも迷惑のうちだっつーの。
…あーなんだ、もううちで食ってくか？独り身だからスペースだけは有り余ってるし。あんたがいいならだが。

そう、か。遅いかどうかなんてまだわかんねえよな。
もう少し考えてみるさ、勢いで行動する性分でもねえしな。
ありがとよ。（ニカッと笑う）

はっはっは、お前さんはもう少し人と話すことに慣れた方が良さそうだな。

は、俺迷惑かけてたのかよ…あんたに
迷惑になるくらいなら、別に心配しなくてもいいだろ
(少し困惑したように僅かに目を見開いては、その心配が嬉しいだなんて口にはできず不愛想に述べて視線反らして)


…いいのか？
いや、そりゃ人の作った飯とか嬉しいけどよ…おっさんが、いいなら

おう、そーしな
おっさんがどうするか、楽しみにしてる(答えるように目を細める)


うっ…仕方ねえだろ、話す相手もいねぇし
いっつも愛想悪いって言われて話すのも得意じゃねえし

！？　…ミナオ様、いらっしゃったのですね。大変失礼いたしました
[ 一瞬間硬直はしたもののすぐに「背後を取られた」という状況を理解し、ただちに相手から少しばかり距離を取る。向かい合って臨戦態勢に入るが、その顔が見知ったものだと分かると全身の緊張を解き普段通りの執事の姿勢に戻る ]

その登場の仕方はいささか心臓に悪すぎやしませんか
…尤も、それはミナオ様の実力の高さ故であり、努力の賜であることは わたくしも重々承知しているところでありますが
[ と、珍しくぼそぼそと口ごもる。気配を察知できなかったことが相当悔しかったと見え ]

……そうそう、当初の目的を忘れておりました。私のご主人様より、ミナオ様へこちらをと [ ハッとした表情を浮かべ、白い箱を差し出す。中からは、チーズスフレとおぼしきほんのり甘い匂いがする ]
ご主人様は、ミナオ様の修行に大変興味を持たれております。もしお時間が合えば、屋敷に１度おいでいただけませんか？

了解しました

間違えたお前じゃねえ

了解しました

メイ様♡♡
お慕いしております♡♡

つよくいきて♡♡

なるほど。いいんじゃないかな。
このご時世本屋なんてなかなか客が来ない中でよく来てくれるのは俺としてもとても嬉しい。それでお願いしたい。

そうなのか。なら信用はできるな。
まあ今の俺に必要な情報も無ければ頼みたいことも思いつかないし…
あ、そうだひとつあった。聞きたい情報。
多分君しか知らない情報なんだけど…聞いてもいいか？
もちろん金は払うぞ。あーでも馬鹿みたいに高いなら聞かないわ。

俺の名前なんて聞くことないだろ…
うちの店で扱ってる本が古書や専門的な本ばっかりってのもあるけど、若い人どころか知識人でもなかなか訪れないよ。
まあよく通ってくれるお客は何人かいるけど。

まずはなんの情報が欲しいのか言ってみて、
値段はあとから決めよう。
希少性が高いならそれなりに値段は張るけどな

>>!34 引っかかった感じはしないさ
ま、簡単に引っかかるようなもんじゃねーしな
お前はどうだ? お前が仕掛けた罠、引っかかった奴はいるかい?(薄ら笑い浮かべつつ)

どうって、好きだぞ。普通に。
俺の数少ない友人で大切な…ひ、と

[ そう言いつつふと横を見ると赤面のクラットが目に入り何気なく答えた自分の発言に誤解を与えたのではないかと不安になる。少しの沈黙の後、なんとも言えない気まずさに耐えられず口を開く ]

…顔、赤いけど。風邪引いたんじゃないの。

[ そう言う自分の方こそ耳が紅く染まっており、それを隠すかのようにクラットとは反対の方を向く ]

仕事お疲れ様
俺の仕事はいつも目を光らせてこそ働くものだ。
昨日今日とて俺の罠に引っかかるやつなんていやしねぇ
簡単に引っかかる訳がないんだがな...

どうだい?お前も試しに引っかかってみるかい? ...なんてなっ
まあYESなら大歓迎さ

じゃ、聞くから答える前に値段教えてな。

…君って彼女とかいるの？

多分ユーリさんと気づかなかったら、容赦なく切りかかってた
【ユーリが距離を取ったのを確認すると、隠し持っていた短刀をしまう】
…名前を呼ばれたら警戒する、それは普通
あと、ボクのことを褒めても何も出ない…
【少し照れた表情を浮かべる】
…何故ボクにこれを…
【すぐに戸惑った表情を見せたが】
………でも考えとく
君のご主人に会ってみたい感じがするから

そ、そうだよ な……いや、悪い ………有難う
[ 不思議なもので一度意識してしまうと何気ない言葉でもそう聞こえてきてしまう。" 大切な人 "という響きに一瞬胸が高鳴ってしまい、何の気なしに述べたであろうクレイグに対して少しばかり自己嫌悪に陥る ]

…んなこと、濡れたのも少しだけ……だ、し
[ 怒らせてしまっただろうか、とそっぽを向いてしまった相手を見れば、少し仄暗い店内でも彼の耳が赤くなってるのが分かった。心臓の高鳴りが止まない。]

…こんばんは、突然すいません
最近、なんか不眠気味で……ヒューゴさんならなんかいい薬とか、知ってるかなって

それができないから言ってるんだよ。言ったろ？俺はお節介なんだ。
大人しく心配されとけ。んで飯食え。
（目をそらした相手を見つつ不快に思ってはいなさそうだなと察して笑みを深める）

おー。一人で寂しい思いをしてるオジサンに付き合ってくれ。なんてな。

ったく…オジサンの心配する暇があるなら自分の心配しろよな。…ありがとう。（恥ずかしさから小声で付け足すようにそう言って顔をそらしつつ）

っくく。俺はあんた面白いと思うけどな。もっといろんな人と話してもいいんじゃねえか？

え、そんなのかからないに決まってるじゃない。
いないよー
募集中☆

誰だったか忘れたが言ってたぜー。だから気になってはいたんだけどよ。

へぇーそんなもんなんだな。俺が言っても理解できるようなもんはなさそうだ。
…お前さんは本が好きなのか？いや、本が好きじゃないと本屋なんてできないわな。愚問だった。

だよね、久々に見たいなー
うん、僕も明日の空に期待しよっと

そっか、心配してたんだ……良かった。
嬉しいこと言ってくれるね、僕でよければいつでも声をかけてくれよ？少しは力になるから

明日は……晴れるみたいだな ただでさえ霧雨が多いこんな街だけど、やっぱり青空は良い

心配を…？それは……悪い、もう大丈夫だから
有難う……その言葉が暖かいよ ルファも何か心につかえてる事とか、ないか？

…ああ。
[ クラットの話す言葉の間隔に自分の言ったことが何か変だったのではないか、言ってはいけないことを言ってしまったのではと更に不安になる ]

でもこれだけ時間経ったら流石に寒いだろ。
…雨はまだ止みそうに無いな。
着替え貸すからさ、風呂でも入っていきなよ。このままだと本当に風邪ひいちまう。
[ クラットの隣にいると自分の胸の高鳴りが聞こえてしまいそうな気がして少し距離を取ろうと思いそう言うと、自分の提案した事に急に恥ずかしさを覚えた。普段なら何とも思わない事だが今のクレイグにはそう感じざるを得なかった。 ]

おっ、タダで聞けるのは嬉しいな。
へぇ、そうなんだ。
もし良かったら俺と遊んでみねぇ？
…なんてな。男に興味なんかないだろ？
あ、それとも彼女は居ないけど彼氏はいるとかいうオチだったり…

…ま、お互い店も近いしそんなこともあるか。

確かに本が好きじゃなきゃ今時本屋…しかもこんな本を取り扱うなんてしないだろうな。
本は良いぞ。特に古本はとても良い。本独特のこの香り、ページを捲る音、表紙の手触り…ずっと夢だったんだ。古本屋を営む事が。
客が来ない時は1人で本を手に取り日が暮れるまで読んでいたりするけど、とても幸せな時間なんだ。静かな店でひとり本を読むその時間が。

え、あ………あぁ、悪い、何から何まで…
[ 彼の言葉に我に帰り、驚いたもののクレイグの優しさに甘える事にした。好意を無下になんてしたくないし、雨を理由にもう少しだけクレイグと一緒にいたかった ]

……服、サンキュ シャワー借りるな
[ 出来るだけ自然に振る舞おうと努めるも、彼の優しさと手に持つクレイグの服に何故か身体がかぁっと熱くなっていく。雨に打たれて寒かった筈なのに。 ]

…迷惑なのに、心配すんの嫌がんねぇのかよ…変な奴
まあ心配すんのはお前の勝手だし、そうすっけど
(相手がそんなこと察しただなんてのは知らず、ほんとお節介なやつ、とこんな自分にもそう笑顔で接してくれるのが何となく嬉しくて、それが気恥ずかしくて視線は相手に向けられず)

まあおっさんが言うなら、付き合わない、ことは、ない
…おっさんの作る飯食いてぇし
(一緒に、居てぇし と聞こえない程小さな声で呟き)

気になるもんは気になんだから仕方ねぇだろ
…お、おっさんも珍しく照れてんの
(少し恥ずかしそうに顔反らす様子を礼述べる照れ隠しだと勘違いしては少し面白いものを見たというように口角上げる)

それはおっさんが変わってるだけで、別に他の奴は俺と話しても楽しかねぇよ…
俺も、うまく話せる気ぃしねぇし

そういうの得意そうなお前がかよ…
なんつーか、ほんと、意外だな…もったいねぇ

あ？俺？
引っかかってくれてたら、いいけどなぁ…(複雑そうな表情で頭をがしがしと掻く)

ハハッ、そんなに好きになれるものがあるなんて妬けちまうぜ。夢を叶えてそうやってるお前さんが心底羨ましい。ほんとだぜ？
良かったらもうちょっと本について聞かせてくんねえか？それとも一人にした方がいいか？

はいはい、オジサンは変なやつですよーだ。
（少しからかうような響きが含まれてしまったのは視線を合わせてない相手が可愛いなぁなんて考えてしまったからで）

んじゃあ期待されちまったことだしいっちょ作りますか。なんか食いてえもんとかあるか？なければさっきのをパスタと混ぜようかと思ってんだが。
（一緒にいたいというつぶやきは聞こえなかったが拒否されなかったのをいいことの機嫌よくリクエストを伺う）

お互い様ってやつだな！（と誤魔化すように少し大きめの声で返す）

そうかぁ？ま、それならせいぜい俺で練習しとくんだな。
お前と話すの、俺も楽しいからさ。

/* 中身失礼します
よかったら求愛させてもらいたいんですけど大丈夫ですか？
こっちはヒロインです！

うーん…それは僕も良くなかったから…おあいこってことにしよ？



さばぁらん？
(聞きなれない単語に首を傾ける)

…クリームとサクランボがはのったもの！？美味しそう…ってはっ！ユーリ、それ貰ってもいいの…？

(執事である彼の身のこなしと話し方はとても心地よいものだ。ついうっかり、小さい子供のようになってしまう)

朝日が昇って、僕達を迎えるように青空も見えてくると思うと尚更 ね？

大丈夫なら良し
……僕の心につかえてることかー…今はない かな？
そうだなぁ…じゃあ、もし何か不安なこととかあったらクラットに相談させてくれる？

……ルファは詩人だな、迎えるように か…その表現、凄く素敵だ

ん、歳そんなに変わらない筈なのに俺の兄貴みたいだ
勿論…俺なんかでいいなら、いくらでも

不眠に効く薬か・・・。
私は恋愛研究家なものでな。そちらは専門外だ。
だが一応、睡眠薬は私用に常備しているから、よければ使うといい。

おう。
[ シャワーへと向かうクラットの姿を見てホッとする。あと少しでも長く側に居たものなら自分の心臓が張り裂けてしまうのではないか、そんな不安から解放された安心感とそれでも一緒に居たいと思う複雑な感情に自分が分からなくなる。雨音の中に聞こえる微かなシャワーの音に心を落ち着かせながらクラットの帰りを待つのだった。 ]

料金次第だが、君に被験者になってもらうのもいいかもしれないな。
料金次第だが。

恋愛……研究家ですか
それは…よく知りもしないで声かけてしまって、すみません
ありがとうございます……その、どういうお仕事か聞かせてもらっても良いですか？

説明しよう！
私は恋愛相談から惚れ薬・媚薬などの薬品作成など、恋愛に携わることならなんでも幅広く研究しているぞ！
私に惚れたとかいう相談も常時受け付け中だ！

・・・すまない、テンションを上げすぎた。

詩人 なんて初めて言われたや
うむ…多分感性が周りと変わってるんだよ！

ルファ兄だぞ！
(と言ってドヤ顔でクラットを見る)
…なんて ね。
僕はクラットだからこそ、そーゆーこと言えるんだって、'俺なんか'って言うんじゃない！

[ 試しに冷水でシャワーを浴びてみても体の火照りは治まらない。目を閉じると、クレイグの声の残響と水音だけが自分を満たす。]
[ ほぼ同じ体躯をしたクレイグの服はすんなり着ることができた。いつもと違う柔軟剤と慣れない、だがどこか安心する香りはクレイグ本来のものであろうか。思わず顔を近づけたところで、自分がひどく変態的に思えいつもの調子で溜息をつけば、彼の元に戻る ]


………ありがとう、気持ちよかった

別にどっちでもいいけど…
まあせっかくだから話そうか
本についてって言っても長くなりそうだからなあ…
本の何について聞きたいとかは？

…………何というか、ヒューゴさんってもっとお堅い人なのかとばかり ああいやこれは悪口とかではなくて、その…
…惚れ薬、か

[ 相手の想像より高いテンションに目をぱちくりさせつつも、親しみやすい人だったんだなと微笑む ]

…なんだよ
(相手が明らかにからかいの意味を含んだ言い方で述べてきては、なんとなく見透かされてしまったのではと気が付き、然しそれはそれで今度はなんとなく悔しくて、でも恥ずかしくて、拗ねたように視線だけ相手に向けては呟き)

特にないからそれでいい
(自分の素直じゃない言葉も気前よく受け止めてくれる相手に嬉しく感じるもののそれを素直に表に出すなんてできず、同時に先刻の呟きも聞こえていなかったらしいことに安堵し、同時に勇気を出して呟いた言葉だったために惜しいと感じてしまうのであり)

お、俺は照れてねぇよ
(何言ってんだ、と返すその表情の眉は寄るが、少し同様のそぶりを見せたのも確かで)

…ほんと、変わってんの
……俺は、おっさんと話せりゃ十分だよ
(少しの躊躇いの後にそう呟いてはらしくない、と気まずそうに視線反らす)

/* 大丈夫です！ありがとうございます〜〜
あと、ヒロイン殺しになって申し訳ないんですけど、自分からも求愛していいですか？
はい、そうです。はい。噂の溺愛です

...どうやら、お忙しいみたいだな
すまねぇっす、こんなくだらない話しちまってさ
それじゃあまた、今度ゆっくりお話ししやしょうぜ

引っかかってくれるといいっすねー...

まさか俺じゃねぇよな!?
...なんてな。はははっ(冗談半分に笑う)
応援してまっせ

ルファの書く詩はきっと綺麗だな、その感性はルファだけのものだから

ふは、ねえルファ兄……って、なんか変な感じだ 俺長兄だからかな
[ 胸を張る相手を見てほころんだ笑みを見せる。こんなに自然に笑えたのは久しぶりかもしれない ]
……ごめん できるだけ謙遜もしないようにする
…そう言ってもらえて凄い嬉しい、ありがとう

伝説の罠師(という名のQ)参上
絶賛矢先迷い中でごわす

おっありがとな。
お前さんが好きな本の話とか聞きたいんだが…。
そうだな、好きな本の種類？ジャンルとか？

/*風呂入っている間に狙い先寝ちゃうかなぁって心配
時間ない日ってつらみ
というかロッテだよな 中身GMの人

僕だけのもの か…それはそれで独り占め出来ていいかもね

くぅ…笑うなよ！クラットが変なこと言うからだぞ？！……そうだな、僕は上がいるからむしろクラット兄さん…のがぴったり？
(少し真面目に考え直しながらクラットの方を見る。昨日とは打って変わって気分が良さそうなクラットをみて自分も貰い笑いして笑を零す)
いいってば、僕とクラットの仲でしょ？
…こちらこそ。いつもありがとな！

いーや？なんでも。（上がった口角は隠す気もなく相手を見つめ返し）

はいよー。（ここまでの会話で相手があまり大げさな反応を示さないものの結構わかりやすいからからかいがいがあるだなんて考えつつ）
できたぞ、多めに作ったからいくらでも食べろ。

ハッハッハ、愛いやつめ。（嫌がられなければ相手の頭をわしわしして）

…もったいねえと思うけど、お前が俺がいいっつうならいいんかね。（相手を独占できて嬉しいだなんて、そんなことを一瞬でも思ってしまったことに自分でも驚き）

そうか。なら良かった。

[ クラットが自分の服を着ているということに不思議な感覚と胸の高鳴りを感じる。髪から滴る水は店に入ってきた時とあまり変わらないはずなのにその時とはまるで違って感じた。落ち着こうと思って風呂を提案したつもりだったが、先程よりも自分の脈が早くなっていることに気づいた。雨音を掻き消すほどに自分の心臓が音をたてていることを気づかれないように、何か話題を、そう思えば思うほど何を話せばいいか分からなくなり、ただただクラットの姿を見つめることしかできなかった ]

その顔やめろ、おい
(にやにやと機嫌よさげに、楽しそうにこちらを見る相手に気が付けば、からかわれていると気がつき、それが妙に恥ずかしくては僅かに赤くなる顔を隠す様に、相手の表情と視線から逃れるために相手を遠ざけるかのように、その自分を見つめる視線の延長で腕伸ばし遮り)

ん……うまそう、サンキュ
んな沢山は食えねえよ…いただきます(目の前に置かれた料理に嬉しそうに、隈のある無気力な眼を僅かに輝かせては、久々故か恐る恐るというように口に運び)
…んまい

ばっ……可愛いかねぇよ
(ただでさえ動揺していたのに相手の追い打ちをかけるような言動に更に動揺困惑してしまえば、そして素直になるだなんて得意でなければ もっと だなんて心境と裏腹に相手から一歩逃げてしまうのであり)

[ 滴る雫を本にかからせないよう慎重に歩みながら、至って冷静を装い声をかけた。…だが、目が合ったまま立ち尽くす彼を見て不思議がる。その表情は先程の自分がしていたのと同じように思えたから。
うって変わり無防備な表情を曝け出したまま、彼のすぐ近くまで歩みを進める。やはり手の焼ける自分に起こっているのではないだろうか ]

………クレイグ？ その…俺……何かクレイグの気に触るような事、してたら…

そうそう、視野に入れてもいいと思うんすよ
最初だし、お安くしますよ？

アーリック様、お返事が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
貴方とまたお話がしたい、…そう心から願っておりましたのに

はい、またお話いたしましょう
きっと何ものにも代え難い、素敵な時間になることでしょう

クレイグ様　ありがとうございます。

本屋のあの独特な雰囲気は、私も大好きなのです。本の方から、なにか意思を持って、私に話しかけてくるような
そんな不思議な体験も、１度や２度ではございません
それに、知識が増えることは純粋に喜ばしいことであります

……と。立ち話が長くなってしまいましたね、失礼いたしました。
また今度、おじゃましますね [ きっちりと一礼し、微笑を浮かべ立ち去り ]

それは…なかなか…
突然名前を呼んでしまったとこはお詫び申し上げます。たしかに、ミナオの職務上、あまり真の名は呼ばない方がよろしいかもしれませんね
[ リアルな生命の危機を感じ笑みは少しだけ引き攣ったが、彼が自分を禁則事項ですことはないという宣言にも聞こえ、むしろ頼もしく思う。己の配慮の至らなさを謝罪しつつ ]

ええ、ぜひいらして下さい！
…そうそう、お越しの際には、事前に連絡をいただけると幸いです