すずきさんといえばこれ!!
村人日記
初日
なんということだ、どうやらこの村に人の姿に成りすます人狼が潜伏してきたようだ。
夜な夜な一人ずつ殺して食べ喰らう恐ろしい狼である。
村長に呼ばれて村の広場に集まった人間達は皆誰が狼かを、探り探りの状態で会話をしているようだ。
村人達は記憶の中にある顔と周りの顔とを比べあっているようだが、近所付き合いの薄い村人達は結局誰が狼で誰が村人かを判別出来ないようだった。
近所付き合いをしていなかったことをこれ程後悔するとは思わなかった。いや、村人同士の交流が少ないからこそ狼はこの村に潜伏したのだろう。
誰が狼かは分からなかったが、有益な情報を知ることが出来た。
この村に潜伏した狼は3人、狼ではないがこの村の破滅を目論む隣のX村の輩が一名(以降狂人と記す)ほどやってきたということ。
そして、この村には占い師と霊能師が住んで居るということだ。
占い師は夜の間占いで一人だけ人間かどうかを調べる力があるという。
これは村にとっての希望となるだろう。
敵は狼三人と狂人の4体
味方は自分含め11人
出来ればより多くの村人が生存出来ることを祈る。